そして・・・決着

ここ2日間、だらだらと書き続けている青赤娘の留学アクシデント。
結局、アイオワ州の新しいHFの所へ移ることになりました。
ゲンクおばさんと二人で話したら、意外な事実を知らされて
本当にこのHFのところに居るべきなのか、わからなくなってしまったようです。
そんなに次々「実はね・・・」って話を聞かされたら混乱しますよ。
で、結局団体の決定として、HFチェンジが決まりました。


つまり、私が思うに
これといった大きな問題は起きていないけれど、
留学生という異分子が家の中にいる重苦しさに、
二人の姉妹が耐えられず親に訴えたと。
月曜日から始まるバスケシーズンに、
そういう重荷は抱えていたくなかったのだと思う。
二人とも超優秀な選手らしいですから、
バスケに没頭してcrazyになってる時に、
気遣う存在が居るのが耐えられなかったのでしょう。
でも、いい子たちだからそんなこと、はっきり言えないし。
その地域で「絵に描いたようないい家庭」で通っている手前、
hostparents は、姉妹の気持ちを大事にするか、
留学生を受け入れるにふさわしい良い家庭の体面を維持するかで
相当葛藤したのだろう思います。
本当にウチの青赤のことを大事にも思ってくれてたみたいだし。
そういう葛藤を抱えている家庭であることを、
あのゲンクおばさんは見逃さなかった!!(地獄の落ちた評価が、今日は再び浮上^^;)
ゲンク『このままstayするなら、ベッドルームを(姉妹と違う)上に移動したいって言ってきたのよ。
本当にそういう状況でいいの?そのためにアメリカに来たの?』と聞いたそうな。
そこまで言われてハタと気づいたようだけれど、
本当に鈍感なヤツ(ま、言い換えれば人のことをnegativeに受け取らないヤツ)なんですね。
その事実をHFに確かめたら、
「姉妹はそんなこと言ってない、両親が勝手に決めたこと」
と言ったそうです。
ここまで聞いて あもう、こりゃダメだわ、移動した方がいいと思った私。
ゲンクおばさんよ、あなたの観察眼は鋭かった!!! (と、さらに評価が浮上^^;)


ま、そんなわけで、本人も納得。
ケンカしたわけでないし、いい関係のまま距離を置くことになりました。


私のところへ真っ先に電話してくるかと思いきやっ


大事な決定を、娘が報告した順番って・・・
①自宅に電話して(その時間に両親は既に出勤と知ってるのに)息子と話し、
②ついで東京事務所のSさんに電話し、
③近所のノルウェー人留学生の所へ話しに行き、
④現地友達と電話で話し・・・・・
⑤そして最後に、アタクシ=母に電話してきた(爆)
え? アタシが一番最後ですかい?
事実だけを息子経由で知らされていた私、どんだけ気を揉んだか(シクシク)


「にぃにぃ(兄のことを未だにこう呼びます)には
『お前、その家族と仲良くするのが目的でアメリカ行ったわけじゃないんだろ』って言われたとか、
Sさんには
「こういうことって、事実を知りたいって思っても、すべてがわからないものなのよ」って言われたとか
ノルウェー人のKくんには、面白おかしく励ましてもらい、
『アイツまじ面白い』そうで
私のところに電話してきた時には、すでにpositive娘になってました。
ぐずぐず言ってる私の方が叱られちまいましたよ^^;


今頃は、最後のコロンバスハイスクールが始まった時間。
すぐにメールくれて泣いてくれた友達が、何人も居たっていうから
友達との別れが辛いだろうな・・・・「一緒にバスケしたかったな」って(泣)



日曜日には、もうゲンクおばさん宅に一時移動ですから、
明日の新潟遠征も中止して、家で国際電話に万全の待機してるつもりだったのですが、
「なんで行かないのぉ?行っといでよ!!!
ママが家に居てもこっちには関係ないよ」なんて一喝されました。



って、ことでとりあえず決着。
ゲンクおばさんと現地スタッフの判断を信じて、
青赤娘の留学第2章が始まります。
長々読んでくださった方、ありがとうございました。


で、アタシは明日、新潟〜〜〜〜〜!!! 行ってきまっす!!!