いつかまた、原監督

「さようなら」とは言いたくなかったです。
いつかまた、さらに経験を積んだ原監督と
もっと強くなったFC東京が出会って、
リーグ優勝よりもっと上、世界を目指してほしい。
昨日行った『ファンの集い〜原監督からファンの皆様へのご挨拶〜』、
原監督は「明るくね」と挨拶されたけれど、
フミさんは、涙、涙で言葉に詰まり、
監督との別れの辛さを、私たちファンの分までありのままに表してくれました。
ファンに配られた「原監督から、選手へのメッセージ」というプリントには
選手達一人一人へ宛てた、監督からのメッセージ。
それを読むと、原監督がどれだけ選手たちを的確にとらえているかよくわかります。
中には、厳し〜い指摘もあるけれど、
最後まで選手のことを思い、
真正面からメッセージを送っていることがわかります。
挨拶に駆けつけた選手は、
モニ、フジ、前田、フミさん、土肥ちゃん、大志くん、サリー、ミヤ、
ノリオ、祐介、小林、阿部ちゃん、鈴健、森田くん、吉本くん、サコ、戸田。
土肥ちゃんなんて、「原さんが監督するなら、どこでも呼んでください」なんて言っちゃって
ファンからは、「え〜!!」とブーイング。
選手から慕われ尊敬されている様子がよくわかりました。
トップに登場したモニは、ちゃんと花束を持ってきていて
「これ自腹なんで、家にちゃんと飾ってください」なんて言って笑わせていましたが、
ホントは、細やかな心遣いのできる優しい人柄なんだな〜、って感心。
ファンサービスでも、優しくニッコリしてくれたら人気はうなぎのぼりなのにね。
もったいないナ、ナイスガイ。
原監督のいつものウェットに富んだ喋りで、
私たちは寂しさに涙しながら、思わず笑ってしまったりして、
あっという間に時間が経ってしまいました。

監督のメッセージの中から印象に残ったものを載せときます。
(それぞれ長いので、一部抜粋です)
・ナオへ「ニコニコしながらやっている、飛び跳ねているナオが好きだな」
・今ちゃんへ「選抜チームに入ったときに、中田英寿であっても小野伸二であっても、味方を動かせるようになってほしい」
・フジへ「フジのおかげだよ。やっぱりこの男は職人だな」
・阿部ちゃんへ「性格の明るさやかなりの天然ぶりは彼の魅力。天然だからすごいゴールが決められるんだろう」
・憂太へ「彼には誰にもまねできないテクニックとか感性があるし。ただそれを継続してやれるかどうか」
・加地くん「加地の良さは、とにかく労を惜しまず動き続けるところ、走るだけでお金が取れる選手は日本で言うと加地だけだね。」
梶山「彼は一人だけ違う世界を持っている。自分は気がついていないけど、無限の可能性を秘めている。」
・・・・長くなるんでこの辺にしときます。

今日のフォトは、もちろん最後の最後の原監督です。(最後なんてイヤダ〜)